ゼミ旅行2024
昨年につづいて今年もゼミ旅行に出かけました。横浜と東京で美術展や博物館を楽しむツアーです。といっても、それほどたくさんのビジュ展をはしごできるはずはなく、1週間前にZoomで準備MTGをおこない、まわるところのめどを立てて、旅しおというサイトで共有して予定を決めました。Googleマップのスクリーンショットで示します。
1日目(9/3)の朝、静岡は何とか薄曇りていどでしたけれど、熱海や小田原をすぎたあたりから雨になりました。横浜について、ホテルのセルフクロークに荷物をあずけ、中華街に向かって昼食を終えて歩きだすくらいまで雨でした。
山の手西洋館をまわるくらいに雨はあがりはじめました。北原照久さんのブリキのおもちゃ博物館では受付の方のあついご説明をうかがい(緑商会のビッグモグラスでしたかね)、となりのクリスマストイズでは猫とごあいさつできたのが何よりでした。その後に横浜イギリス館(旧領事館)では音楽の生演奏をしばし聞きいるという幸運にも恵まれています。
初日の最後には「たべっ子どうぶつランド」へ入りました。カバとキリンの特別ショーはともかく、もうすこしがんばってほしい、というのが共通の感想です。
2日目(9/4)は日本橋三井ホールで開催中の「モネ&フレンズ・アライブ」が最初の行き先です。ARと音楽でモネをはじめとする印象派の人びとと作品を演出する展覧会でした。静止画をながめるだけでなく、動画と音楽で絵画を楽しむのもありかなと思います。通常の展覧会では自分でうごいて構図や細部をたしかめますが、ここではうごかずにあちこちの画面に目をうごかすといった感じでした。
お昼を Locanda MEAT&ITALY 日本橋 でいただいたあと、漱石山房をおとずれました。漱石・夏目金之助や周囲にいた文人があつまったあとの記念館です。この夏の催事は初版コレクションでした。商売柄か、手書き文字に目がゆきますが、じっと目をこらして気づいた漱石の特長は「か」に変体仮名の「可」を使うことでしょうか。これ、原稿を拾う人にはけっこうつらいかもしれません。
漱石先生にツーショット写真をゆるしていただきました。
東京駅一番街の東京キャラクターストリートをながめたあと、Depot で飲みものをとって時間をつぶし、19時発の高速バスに乗りました。あとは静岡駅まで読書、睡眠、おしゃべりタイムです。
参加メンバーそれぞれの特技が発揮され、楽しい2日間でした。