2024年7月9日
2024年7月9日(火)13:00〜16:10ころ
出席:佐藤さん、先生さん、高橋さん
時間のたつのは早いもので、前期のラス前の授業(ゼミ)となりました。古代からはじまったイギリス史の概観も、20世紀に入ります。世界大戦と帝国の再編の時代です。
発表者と司会者とコメンテータは以下の分担しました。
発表:先生さん「コモンウェルスの誕生」、司会:佐藤さん、コメント:高橋さん
発表:高橋さん「パレスチナ問題の起源」、司会:先生さん、コメント:佐藤さん
発表:佐藤さん「日英同盟の盛衰」、司会:高橋さん、コメント:先生さん
サブテキストとして近藤和彦『イギリス史10講』(岩波新書)も参照していますけれど、コモンウェルス関連では「自治領」と「自治国」の表記のちがい、あるいは、小川浩之さんのことばである「責任政府」の内容が話題になりました。表記についていえば、「イスラム」と「イスラーム」もしばしば混在したり、修正が入ったりしやすいことばです。日英同盟を同時代の人びとはどのようにうけとめたか。この論点はちゃんとした卒業研究をできるものでしょう。
次回は前期の最終回です。県立美術館の「カナレットとヴェネツィアの輝き」展を見にゆきます。